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12.8 cm FlaK 40 : ウィキペディア日本語版
12.8 cm FlaK 40

12.8 cm FlaK 40 は、第二次世界大戦中にドイツで製造された高射砲である。8.8cm高射砲の後継として開発された。これらを完全に置き換えるには至らなかったが、最大級の威力を持つ強力な高射砲となった。
== 概要 ==
1936年、ラインメタル社との間にFlaK40の開発契約が結ばれた。これは開発当初40式機材の名が与えられた。1937年に試作型が引き渡され、初期の試験は完全な成功を収めた。続いて限定的な運用試験が行われたが、射撃状態における砲の重量が12トンに達し、輸送中は砲身を取り外す必要のある点が実用的でないとされ、設計変更が行われることになった。
結果的に砲に機動力を持たせることは諦められ、コンクリートの地面にボルト止めしての運用を前提に射撃プラットホームが簡略化された。システム全体での重量は26.5トンに及び、戦場での移動はほぼ不可能になったが、この砲が生産に入った1942年の時点で機動力を持った口径105mm以上の砲の生産は禁じられていたため大きな問題とはならなかった。生産数については、1944年7月時点で使用可能なFlaK40は450門程度で、これらはベルリンハンブルクウィーンといった大都市を守る高射砲塔などに配備された。列車に設置されたものも200門ほどあり、これらは限定的ながら機動力を得た。1945年2月の報告書では、牽引型が4門、固定陣地型が429門、貨車搭載型が212門である。
12.8 cm FlaK 40 は、重量27.9kgの砲弾を880m/sの初速で発射し、10,700mの高度まで到達させることができた。発射薬は88mm砲の4倍の量を使用し、飛翔時間の増加は三分の一に留められたため、高速で飛行する目標に狙いをつけるのも容易だった。毎分発射速度は10発から12発である。
生産には10万ライヒスマルクを要した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「12.8 cm FlaK 40」の詳細全文を読む




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